「核不拡散防止条約」や「日よけ防止」の例を以前にも紹介しましたが、つい余分に加えられがちなのが「防止」という言葉。「感染拡大防止の影響で、多くの大会が中止になった」という文でも「防止」はなくてよいでしょう。
一方で、逆に「防止」を付け忘れる例もあります。
筆者は今冬、家族全員がインフルエンザにかかり、大変な目に遭いました。そんな中、目にした「感染拡大のため、手洗いやうがいの徹底」……。もちろん「防止」が抜けています。思わず「やめてー！」と叫びそうになりました。皆さんもお気をつけくだ...
「不要不急以外の外出は禁止」。意味が正反対になってしまいますね。よくある「部外者以外立ち入り禁止」系の間違いと言えます。...
「核不拡散防止」なら拡散をすすめるということ？ この手の「部外者以外立入禁止」系は慌てていると読み過ごしがちで危険です。ただ「核不拡散防止」は間違えやすい理由もありそう。...
うっかり言ってしまいそうですが、「日よけ防止」だと遮る物を取り払い、自ら日光を求めにいっているようです。「日焼け防止」か単に「日よけ」でしょうか。...
