「毎日ことばplus」に有料会員登録をしてくださった方に向けたサービスの一つとして、隔月でオンラインのトークイベントを開催します。
イベントは「茶話」のように気軽な雰囲気の中で、毎回「ことば」にまつわるゲストをお呼びし、校閲記者がお話を聞くというものです。

2024年5月30日(木)に開催したイベントのアーカイブを期間限定で公開中!
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「三国(さんこく)」「岩国(いわこく)」と呼ばれる三省堂国語辞典と岩波国語辞典。
辞書好きの間では、たとえば、新語・新用法を積極的にのせるか、慎重にのせるかという点で対照的だと言われることがあります。ですが、そもそも「辞書って全部同じじゃないの?」と思っている方も多いはず。
実は辞書にはそれぞれの編集方針があるので、比べてみると新語に限らず、採用している語や語釈が大きく違うのです。今回の「ことば茶話」は、辞書を作っている三国の飯間浩明さん、岩国の柏野和佳子さんをお招きして対談形式でお送りします。
〈ゲスト〉

飯間浩明(いいま・ひろあき)
1967年、高松市生まれ。国語辞典編纂(へんさん)者。「三省堂国語辞典」編集委員。辞書を作るために、さまざまな現代語を採集し、説明の文章を書く日々を送る。著書に「辞書を編む」(光文社新書)、「知っておくと役立つ 街の変な日本語」(朝日新書)、「日本語をつかまえろ!」(共著・毎日新聞出版)、「ことばハンター」(ポプラ社・児童書)、「日本語はこわくない」(PHP研究所)など。

飯間浩明(いいま・ひろあき)
1967年、高松市生まれ。国語辞典編纂(へんさん)者。「三省堂国語辞典」編集委員。辞書を作るために、さまざまな現代語を採集し、説明の文章を書く日々を送る。著書に「辞書を編む」(光文社新書)、「知っておくと役立つ 街の変な日本語」(朝日新書)、「日本語をつかまえろ!」(共著・毎日新聞出版)、「ことばハンター」(ポプラ社・児童書)、「日本語はこわくない」(PHP研究所)など。
〈ゲスト〉

柏野和佳子(かしの・わかこ)
1969年、東京都生まれ。博士(学術)。富士通株式会社を経て、現在、国立国語研究所准教授。語彙(ごい)論を専門とし、言語データベースの構築に携わる。「岩波国語辞典」第8版編者の一人。「広辞苑」第7版で国語関係項目を校閲・執筆。共著書に「日本語文字・ 表記の難しさとおもしろさ」(彩流社)、「小学生から身につけたい一生役立つ語彙力の育て方」(KADOKAWA)など。

柏野和佳子(かしの・わかこ)
1969年、東京都生まれ。博士(学術)。富士通株式会社を経て、現在、国立国語研究所准教授。語彙(ごい)論を専門とし、言語データベースの構築に携わる。「岩波国語辞典」第8版編者の一人。「広辞苑」第7版で国語関係項目を校閲・執筆。共著書に「日本語文字・ 表記の難しさとおもしろさ」(彩流社)、「小学生から身につけたい一生役立つ語彙力の育て方」(KADOKAWA)など。
〈司会〉

平山泉(ひらやま・いずみ)
1969年生まれ、京都・東京育ち。92年の毎日新聞社入社以来、一貫して校閲記者を務める。現在は校閲センター兼用語委員会用語幹事。2018年にイベント「国語辞典ナイト」に出演するなど校閲と国語辞典の関係について発信。共著に「校閲記者の目」「校閲記者も迷う日本語表現」など。

平山泉(ひらやま・いずみ)
1969年生まれ、京都・東京育ち。92年の毎日新聞社入社以来、一貫して校閲記者を務める。現在は校閲センター兼用語委員会用語幹事。2018年にイベント「国語辞典ナイト」に出演するなど校閲と国語辞典の関係について発信。共著に「校閲記者の目」「校閲記者も迷う日本語表現」など。
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