「おすそわけ」は「裾分け」の美化語で、「もらいものや利益を、さらに他の者に分け与えること」(大辞泉)。自作品には使うのは、意味がちょっとずれています。「友人に振る舞ったり」としました。2018.06.02「お客」の「お」 新聞ではつけないのが基本だが「『お客』って使わない方がいいんですよね」と出稿部の記者から尋ねられたことがある。紙面では原則として敬語は使わない。新聞はシンプルにわかりやすく事実を伝えなければならないからだ。 「客」と書いて十分伝わるものに「お」をつ... カテゴリー:きょうの直し 毎日新聞 校閲センター 誰にでも読みやすく正確に伝わることを目指す「新聞の日本語」や、校閲の技術、文字や言葉の話題をお届けします。
「おすそわけ」は「裾分け」の美化語で、「もらいものや利益を、さらに他の者に分け与えること」(大辞泉)。自作品には使うのは、意味がちょっとずれています。「友人に振る舞ったり」としました。2018.06.02「お客」の「お」 新聞ではつけないのが基本だが「『お客』って使わない方がいいんですよね」と出稿部の記者から尋ねられたことがある。紙面では原則として敬語は使わない。新聞はシンプルにわかりやすく事実を伝えなければならないからだ。 「客」と書いて十分伝わるものに「お」をつ...