5月30日(日)10:30~12:00 受講料3850円
2020年2月から校閲講座が始まり、6月からオンライン化して間もなく1年。四度(よたび)お話しさせていただきます、校閲記者の澤村です。
これまでは「校閲とはなんぞや」という概論から始め、新聞紙大のダミー記事で校閲の実践をするという構成で行ってきました。今回は、概論はすでに踏まえたものとして、もう少しテーマを絞って言葉の使い方について考えてみたいと思います。取り上げるのは、新型コロナウイルス関連の言葉と、性別やジェンダーに関する言葉です。
新型コロナウイルスによる感染症の流行とともに耳慣れない言葉が数多く登場し、もはや見ない日、聞かない日はないというぐらいになっていますが、「何か変だな」と引っかかりながらも使っている言葉はありませんか。例えば「ウイルスを除菌する」は? ウイルスは「菌」ではないけれどいいのだろうか……。「ワクチンを接種した人」は「接種を受けた人」なのか、医師などの「接種を行った人」のことなのか……。いくつかの例を挙げて、日本語としての違和感を示すとともに、新聞ではどのように判断しているのかお話しします。
また、性別に関する言葉ではこんな疑問も。菓子職人のことを「パティシエ」と言いますが、女性の菓子職人のことは原語に基づいて「パティシエール」とすべきなのかどうか。「雌伏する」という言葉があるけれど、この言葉は女性に対する差別を想起させないか……など、新聞紙面で見かける言葉にもジェンダーについて考えるきっかけがあります。これらについても豊富な事例を示してお話ししたいと思います。
これまでの講座では、実にさまざまな職業の方が日ごろの仕事の基礎として校閲を学ぼうとされていたことが印象深かったです。参加者からの質問に私も学ぶところが多くありました。今回も、校閲という切り口で言葉の使い方に関する課題を共有することができれば幸いです。
【澤村斉美】
5月30日(日)10:30~12:00 受講料3850円
講座の感想 ありがとうございます
毎日文化センターの『実例で学ぶ「新聞校閲」オンライン講座』を受けました。言葉の単純な間違いはもちろん、記事の内容から判断して意味の通る表現を探す姿勢を学びました。受講者さん(243人!)のチャットによる疑問・意見も実に刺激的でした。オンラインならではですね。ありがとうございました。
— 酒本歩 (@kanta04031818) February 23, 2021
毎日文化センターの『実例で学ぶ「新聞校閲」オンライン講座』を受講しました。オンラインでの実施だったことで地方では得られない機会が到来👏2時間半があっという間で、充実した休日になりました✨次回もスケジュールに入れねば💨
— くろだし (@kurodashi21) February 23, 2021
初めて受講しました。
「これはここが間違い、正解はこうです!」 みたいにばっさりやってくれるのかと思いきや、プロでも色々と悩みながらやってるんだというのを垣間見ることができて、興味深かったです。
2.5時間、あっという間でした。#校閲オンライン講座— Hasegawa Iku (@IkuHase) February 23, 2021
新聞記事を用いた実践中心の講座自体ものすごく充実していましたが、受講後に送信されたPDFで受講者からの質問に7ページにもわたって答えてくださり、講座中に湧いた疑問点もすっきり解決しました。ありがとうございました!#校閲講座
実例で学ぶ「新聞校閲」オンライン講座https://t.co/0pZis9X1OS
— Miki Takino (@MKTKN) March 9, 2021
参加者170人くらいいたけど、講師の方との距離はとても近く感じられた。きっと会場に集まってたら得られない感覚。また、講義中心ではあるけれど、ライブで直接話かけてくれる感じも楽しくて、情報移転なんだから反転動画にしてしまえとは思わなかった。ライブで話を聴くことの価値。#校閲講座
— あひる食堂🏳️🌈その授業、IDで変わります。 (@ahiru5963) August 30, 2020
毎日文化センター大阪@maibunosaka さんの校閲講座終了。とても勉強になり楽しかった!オンラインでの開催、本当にありがたい。。。次回あれば、また受講したい♪#校閲講座
— かのこ (@love_anco) August 30, 2020
校閲講座めっちゃ勉強になったなぁ〜
改めて、校閲者さん凄いと思った。そして、校閲の読み方難しい〜とりあえず、恥ずかしながら記者ハンドブック持ってなかったので買いに行こう!
— イシカワさん@WEB編集者/ライター (@WEB_editor3) August 30, 2020
日曜日に参加した毎日新聞の校閲講座おもしろかった。前から校閲部のTwitterがすごく好きで、その考え方にしっくりきた。でも講座に参加しようとしたらコロナ襲来。個人的にはオンラインでよかった。見やすかった。超理系だけど、理系は実はこういうのはまる。終了後ノートにまとめるのも楽しかった📒
— microcub (@microcub) September 3, 2020
実際にゲラを見ながら校閲やってみたけど、まあ半分強しか見つけられない💦いくつかやってる内に、注意すべきポイントが分かってくるので、記号抜けとかはシステマティックにやりつつ、音読を入れてみたり、すると、だいぶ精度が上がることに気づいたり。
大人の職業体験みたいで楽しかった😊— こなもん (@kono_obakasan) August 30, 2020
毎日文化センターのオンライン校閲講座、午後の部にて受講。しっかり見てるつもりでも見落としあるある。なんやったら先生が「よく間違えるところ」と言われたところをバッチリ見落としてたりとかして…。プロのすごさを思い知りました。面白かったです。
— 油井やすこ@関西ライター (@aburaisan) August 30, 2020
毎日文化センターのオンライン校閲講座に参加。教材も事前送付で、先生のお話はクリアでわかりやすいし画面共有も見やすくて、広い教室で遠くからスクリーン眺めるよりむしろいいのではと思った。
チャットでの質問やりとりを見逃してしまったからログを見返せたらいいな…— 鳶井 (@tobimas106) August 30, 2020
毎日文化センターの校閲講座、もともと対面講座だった模様。
でもコロナ禍でオンライン講座に切り替え。対面のままだったら、こんな言葉の勉強の機会に恵まれなかったな。ありがたいものだ。#校閲講座#毎日新聞
— 鈴木まゆ子 税理士・税務ライター (@mayu_suzu8) August 30, 2020
こちらの校閲オンライン講座を受講しました📝
新聞紙面を模したダミー記事を使って、実際に校閲してみる時間が特に勉強になりました。
今、初めて編集のお仕事をしていることもあり、受講して良かったです。 https://t.co/VMx33uAOXv— ヒトミ⭐クバーナ@海外×社会×ライター (@hitomicubana) August 30, 2020
あっという間の2時間でした。「校閲の領域」を大切にして、これからも原稿と向き合っていきたいと思います。
受講中に感じた不明点もチャットですぐに回答頂き、スッキリしました。ありがとうございました。 https://t.co/49yvUFANGp
— ナルミ (@yo_narumi) August 31, 2020
オンラインだからこそ参加することができました!ありがとうございました。
執筆者とも編集者とも違う「校閲の読み方」とても参考になりました。ぜひまた続編などもご検討いただけるとありがたいです。 https://t.co/EexvGm9Oni
— 静 (@sshizu_) August 31, 2020
今、別ジャンル(小説外)のお手伝いをしていることもあって、こちらの校閲講座を思い切って受けてみました。
誤字脱字探すの得意なほうだと思っていましたが、全然そんなことなかった……。小説の校正と新聞校閲ってまるで違う。大変勉強になりました。https://t.co/aJQIf34Rim— 和泉桂 (@izumi_k) August 31, 2020
5月30日(日)10:30~12:00 受講料3850円