読めますか? テーマは〈夏は来ぬ〉です。
目次
空木
うつぎ
(正解率 82%)卯(う)の花の別称。唱歌「夏は来(き)ぬ」のはじめに「うの花のにおう垣根に」と歌われる、初夏の白い花だ。ここでの「におう」は「色が輝いて美しい」との意。卯は卯月(陰暦4月)の卯。空の字は幹に空洞があることから。なお、食品の「おから」も「うの花」という。
(2011年05月23日)
選択肢と割合
うつぎ | 82% |
きつつき | 10% |
むなき | 8% |
卯の花腐し
うのはなくたし
(正解率 36%)陰暦4月ごろの長雨。卯の花を腐らすことからという。五月雨と同義とすることもある。五月雨は陰暦5月、今の暦では梅雨時の雨のこと。唱歌「夏は来(き)ぬ」の2番は「さみだれのそそぐ山田に、早乙女が……玉苗植うる夏は来ぬ」。
(2011年05月24日)
選択肢と割合
うのはなくさし | 26% |
うのはなくたし | 36% |
うのはなかもし | 37% |
時鳥
ほととぎす
(正解率 63%)カッコウ科の夏鳥。「テッペンカケタカ」「トッキョキョカキョク」と聞こえる声で鳴く。万葉の昔から和歌・俳句によく詠まれた。唱歌「夏は来(き)ぬ」の1番で「うの花のにおう垣根に、時鳥早もきなきて」と歌われる。「不如帰」「子規」など多くの異表記、また「卯月鳥(うづきどり)」などの異称がある。
(2011年05月25日)
選択肢と割合
おんどり | 12% |
かっこう | 25% |
ほととぎす | 63% |
軒端
のきば
(正解率 61%)軒の端、軒先のこと。唱歌「夏は来(き)ぬ」では3番で「橘(たちばな)のかおるのきばの窓近く」と出てくる。もっとも「たなばたさま」の「ささの葉さらさら のきばにゆれる」の方が有名だろう。
(2011年05月26日)
選択肢と割合
けんばた | 2% |
のきば | 61% |
のきはし | 37% |
諫める
いさめる
(正解率 97%)よくない点を改めるよう忠告すること。目上の人への忠告なので目下の人に使うと不適切だ。唱歌「夏は来(き)ぬ」の3番の最後は「蛍とびかい、おこたり諫むる夏は来ぬ」。昔、中国で灯火の油を買う金がない男が、蛍を集めてその光で勉強したという故事からきている。今ふうにいえば、自然エネルギーの利用だ。
(2011年05月27日)
選択肢と割合
いさめる | 97% |
なだめる | 2% |
とがめる | 0% |