「毎日ことばplus」に有料会員登録をしてくださった方に向けたサービスの一つとして、隔月でオンラインのトークイベントを開催します。
イベントは「茶話」のように気軽な雰囲気の中で、毎回「ことば」にまつわるゲストをお呼びし、校閲記者がお話を聞くというものです。
2025年1月26日(日)に開催したイベントのアーカイブを期間限定で公開中!
有料会員の方は、ログインをしていただくと、▼ページ下部のアーカイブ動画をご覧になれます。
第9回のことば茶話は、校正者の大西寿男さんをゲストにお迎えします。
大西さんは1988年から校正者として歩み始め、現在はフリーで多数の媒体の校正をしています。
著書「校正のこころ」などで知られ、2023年1月にはNHKの「プロフェッショナル」でも取り上げられました。また、校正セミナーの講師や講演活動を通して校正者の「こころ」を伝えています。
今回は大西さんのリアルな仕事環境や、校正者のつながりを大事にするようになった背景と志をうかがいます。
イベント終了後には、新規サービスの発表も……。
ことば茶話、初のリアル開催!
さらに第9回は「ことば茶話」初の試みとして、オンライン配信と合わせて、有料会員の方から現地参加者(十数人まで)を募集しリアルイベントとして開催しました。
イベント後には社内見学会や、ゲストの大西さんが参加しての懇親会も開きました。

大西寿男(おおにし・としお)
1988年より、河出書房新社、集英社、岩波書店などで、文芸書を中心に、さまざまな書籍・雑誌の校正を担当。企業や大学、カフェなどの校正セミナーやワークショップで講師を務め、技術だけでなく、校正の考え方や心がまえも教える。一人出版社「ぼっと舎」で自由な本づくりに取り組む。ことばの寺子屋「かえるの学校」を共同設立。NHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演、大きな反響を呼んだ。著書に「みんなの校正教室」「校正のこころ」「校正のレッスン」ほか。ぼっと舎 https://www.bot-sha.com
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平山泉(ひらやま・いずみ)
京都・東京育ち。1992年毎日新聞社入社。以来、2006~08年の大阪時代を含め一貫して校閲記者を務め、現在は校閲センター兼用語委員会用語幹事。18年にイベント「国語辞典ナイト」に出演するなど校閲と国語辞典の関係について発信している。共著に「校閲記者の目」「校閲記者も迷う日本語表現」など。
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