新語、特に片仮名の言葉は気を使います。正確なつづりか、わかりやすい日本語の注釈がついているか。片仮名が多い原稿を複数の担当者が何度もチェックしました。完成に近づいた時、あれれ、肝心の見出しが「リスキング」に。大きな字でも見逃しがちですね。
スキル(skill)には「熟練した技術」という意味と、「(職工)に仕事をたたき込む」という意味があります。スキルに動作を示すingをつけるとスキリング(skilling)で、「再び」のreを加えるとリスキリング(Reskilling)となります。新しい知識や技術を学び直す概念です。二つ目の「リ」が抜けてはまずいですね。