缶ジュースなら「1本、2本」と数えるのに、空き缶になると「1個、2個」。見た目は同じでも、私たちは「容器と中身の関係を無意識のうちに感じながら数え分けをしている」(飯田朝子著「数え方の辞典」小学館)ようです。 同書では、日本語を母語とする人は、同じ細長い缶の絵を缶ジュースだと思えば「本」、アスパラガスの缶詰だと思えば「個」「缶」で数えるという例を挙げ、中身が液体か固体かでも数え方が変わると説明しています。 数え方の辞典 posted with ヨメレバ 飯田 朝子 小学館 2004-03-01 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店 カテゴリー:きょうの直し 毎日新聞 校閲センター 誰にでも読みやすく正確に伝わることを目指す「新聞の日本語」や、校閲の技術、文字や言葉の話題をお届けします。
缶ジュースなら「1本、2本」と数えるのに、空き缶になると「1個、2個」。見た目は同じでも、私たちは「容器と中身の関係を無意識のうちに感じながら数え分けをしている」(飯田朝子著「数え方の辞典」小学館)ようです。 同書では、日本語を母語とする人は、同じ細長い缶の絵を缶ジュースだと思えば「本」、アスパラガスの缶詰だと思えば「個」「缶」で数えるという例を挙げ、中身が液体か固体かでも数え方が変わると説明しています。 数え方の辞典 posted with ヨメレバ 飯田 朝子 小学館 2004-03-01 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店