読めますか? テーマは〈春の草花〉です。
目次
蘖
ひこばえ
(正解率 36%)木の切り株や茎の根元から新たに生える芽のこと。「ひこ」は孫の意味。2010年3月、神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮で樹齢1000年といわれる大銀杏(おおいちょう)が倒れたが、その跡から蘖が伸びることが期待されている。
(2010年04月12日)
選択肢と割合
げんげ | 17% |
なずな | 48% |
ひこばえ | 36% |
蕨
わらび
(正解率 96%)シダの一種で、芽は春の代表的な山菜。わさびは山葵、ぜんまいは薇という字を当てる。わらびの和名の由来は、一説に子供の拳に似ていることから「童(わらわ)手振り」が転じたとされる。なお蕨市は埼玉県の市。
(2010年04月13日)
選択肢と割合
わらび | 96% |
わさび | 2% |
ぜんまい | 3% |
鬱金桜
うこんざくら
(正解率 89%)八重桜の一品種。名の由来は花びらの色からというが、ウコン色(濃い黄色)とは全く違う。かすかに黄緑がかった白であり、ピンクに近いものも見かける。大阪・造幣局で恒例の「桜の通り抜け」では、「鬱金」も観賞できる。鬱(ウツ)は常用漢字になった。
(2010年04月14日)
選択肢と割合
うっきんざくら | 7% |
うつごんさくら | 5% |
うこんざくら | 89% |
蒲公英
たんぽぽ
(正解率 83%)中国の漢字表記に和名を当てたものだが、和名の由来は諸説ある。割合有力なのは、鼓の擬音「タン・ポポ」からという説。昔の子供は、タンポポの茎を鼓のように作り替え遊んだという。タンポポには鼓草(つづみぐさ)という別名がある。
(2010年04月15日)
選択肢と割合
かたくり | 12% |
からたち | 5% |
たんぽぽ | 83% |
熊谷草
くまがいそう
(正解率 64%)一の谷の合戦で平敦盛を討ち取った熊谷直実にちなむ。彼がよろいの背にかけていた大きな袋に花の唇弁が似ていたから。平敦盛も敦盛草の名に使われている。直実ゆかりの地、埼玉県熊谷市の読みは「くまがやし」。そこにある熊谷寺は「ゆうこくじ」。
(2010年04月16日)
選択肢と割合
くまやそう | 10% |
くまがやそう | 26% |
くまがいそう | 64% |