読めますか? テーマは〈生と死〉です。
目次
死生命あり
しせいめい
(正解率 32%)人の生き死には天命で決まっていて、人の力ではどうすることもできないということ。「死生」で切れる。出典は「論語」。兄弟のいない孤独を嘆く男に対する子夏の言葉で、後にこう続ける。「四海の内は皆兄弟たり」
(2011年04月18日)
選択肢と割合
しせいいのち | 28% |
しせいめい | 32% |
ししょうみょう | 40% |
命数
めいすう
(正解率 50%)運命として決まっている命の長さのこと。運命そのものも指す。また、数に名を付けることも意味し、〇、一から九と百、千、万、億、兆、京などの位を組み合わせ使うのが命数法に当たる。
(2011年04月19日)
選択肢と割合
みょうすう | 34% |
めいず | 16% |
めいすう | 50% |
幽明境を異にす
ゆうめいさかいをことにす
(正解率 47%)死んであの世に行くこと。「幽明」はあの世とこの世を意味する。「幽冥」という同音異義語はあの世しか表さないので要注意だ。
(2011年04月20日)
選択肢と割合
ゆうみょうきょうをいにす | 15% |
ゆうめいきょうをことにす | 37% |
ゆうめいさかいをことにす | 47% |
棺を蓋いて事定まる
かんをおおいてことさだまる
(正解率 57%)人は死んで初めてその真価が分かるという格言。杜甫の詩から。この言葉の後に「君は幸いなことにまだ老人になっていないから、やつれて山の中にいることを気にかけることはない」という意味の励ましが続く。現在の評価よりも将来に向けた努力を奨励することが主眼なのだ。蓋は「ガイ」「ふた」の音訓で常用漢字表に入り、「おお(う)」の訓は不採用。
(2011年04月21日)
選択肢と割合
かんをおおいてことさだまる | 57% |
ひつぎをふいてことさだまる | 23% |
ひつぎをめしいてことさだまる | 21% |
懇ろ
ねんごろ
(正解率 73%)丁寧、大事にする様子。「懇ろに弔う」という例が多い。男女の仲が良くなることも「懇ろになる」ともいったが、最近はあまり使われない。「皇代記」によれば、1498年の地震による津波で「山の如(ごと)き高潮」が襲い、東海地方などで甚大な被害が出た。筆者は「後代の人、地震の時の用心のため、懇ろに注し置くものなり」と警告していた。
(2011年04月22日)
選択肢と割合
おもむろ | 19% |
ねんごろ | 73% |
よんどころ | 8% |