読めますか? テーマは〈七夕〉です。
目次
牽牛
けんぎゅう
(正解率 96%)牽牛星はわし座のアルタイルを指し、彦星(ひこぼし)とも呼ばれる。牽牛子(けんごし)はアサガオの別名。2010年、奈良の牽牛子塚古墳が八角形墳と確認され、斉明天皇陵とほぼ特定された。同古墳は「あさがお塚」とも呼ばれる。
(2011年07月04日)
選択肢と割合
いんぎゅう | 2% |
けんぎゅう | 96% |
せいぎゅう | 2% |
乞巧奠
きこうでん
(正解率 52%)「きっこうでん」「きっこうてん」とも。陰暦7月7日の夜、女子が手芸などの上達を祈って牽牛、織女(しょくじょ)の二星をまつる儀式。中国伝来の行事で、日本独自の風習が合わさって今の七夕の形となった。乞は2010年に新しく入った常用漢字だが、「こ(う)」の訓のみであり、音読み「キツ」「コツ」などは不採用。
(2011年07月05日)
選択肢と割合
きこうでん | 52% |
ここうしゅう | 16% |
こっこうそん | 32% |
索餅
さくべい
(正解率 32%)小麦粉と米粉を縄のようにねじって揚げた菓子。陰暦の7月7日に病気よけのまじないとして宮中に献じられた。索餅はそうめんの元になったといわれる。7月7日は「そうめんの日」でもある。餅(ヘイ、もち)は2010年の改定で常用漢字に加わった。
(2011年07月06日)
選択肢と割合
さくべい | 32% |
さくもち | 21% |
さっぺい | 47% |
星の妹背
ほしのいもせ
(正解率 72%)年に一度きりの牽牛、織女(しょくじょ)の夫婦の語らいのこと。近松門左衛門「曽根崎心中」に「星の妹背の天の河」というせりふがある。妹背は愛し合う男女、夫婦を指す。妹は女、背は男の意味がある。
(2011年07月07日)
選択肢と割合
ほしのいもせ | 72% |
ほしのせのお | 25% |
ほしのまいはい | 3% |
女夫星
めおとぼし
(正解率 86%)「みょうとぼし」とも。牽牛と織女(しょくじょ)のこと。「曽根崎心中」には「我とそなたは女夫星」というせりふも。「めおと」は今「夫婦」とあてるが、昔は「女夫」の表記がよく見られた。「妹背」もそうだが、和語の順はレディーファースト。
(2011年07月08日)
選択肢と割合
じょふせい | 4% |
にょふせい | 11% |
めおとぼし | 86% |