「目減り」は、額面は変わらないが実質的な価値が下がるという場合に「インフレで預金が目減りする」などと使います。今回は通帳を見るたびに残高が減っているということなので「目減り」は使いにくいでしょう。「見るたびに減っていく~」としました。 目減り ①蒸発したりもれたりして、品物の量や目方が減ること。②物の実質的な価値が下がること。 (明鏡国語辞典3版) カテゴリー:きょうの直し 毎日新聞 校閲センター 誰にでも読みやすく正確に伝わることを目指す「新聞の日本語」や、校閲の技術、文字や言葉の話題をお届けします。
「目減り」は、額面は変わらないが実質的な価値が下がるという場合に「インフレで預金が目減りする」などと使います。今回は通帳を見るたびに残高が減っているということなので「目減り」は使いにくいでしょう。「見るたびに減っていく~」としました。 目減り ①蒸発したりもれたりして、品物の量や目方が減ること。②物の実質的な価値が下がること。 (明鏡国語辞典3版)