「架空取引を装う」。これも一種の重複表現でしょうか。架空を装うわけではないので「架空取引をする」や「正式な取引を装う」などとしたいところです。
重複表現は理屈の上ではいくらでも存在しうるので、校閲の現場でもよく、新たな重複表現が見つかります。過去の記事でもさまざまな重複表現を取り上げています。以下のリンクもご参照ください。
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「馬から落馬」などの典型的な例に限らず、重複表現はどんな文にも紛れ込む可能性があります。この「対日本ハムを相手に」は「対」と「相手に」が重複しているので「日本ハムを相手に」か「対日本ハムで」とするとよいでしょう。...

プライベートブランド(PB)は、小売業者が自社で企画・開発した独自のブランドのことです。Private Brandの表記からも分かるように「B=ブランド」なので、「PBブランド」は重複表現です。「ブランド」を削除する直しを入れまし...


