「捕食」と「補食」は妙に紛らわしい誤変換の一つ。「捕食」は「生物が、他の生物をつかまえて食べること」(三省堂国語辞典)、「補食」は「食事の不足をおぎなうために食べるもの」(同)。ここに更に「補色」が紛れ込むことも。
こちらのザリガニの場合は「捕らえる」の「捕食」。音が同じで形もちょっと見には似ている字なので変換ミスを起こしやすいのですが、全く違う意味なので要注意です。
同種のミスでは「捕殺」と「補殺」の誤変換が校閲の世界では有名です。「捕殺」は捕らえ殺すこと、一方の「補殺」は野球の用語でアシストともいい、送球などでアウトの成立を補助した際に記録されます。