「価」と「値」は、ともに「あたい」と読みますが、「価」は金銭的に示されるもので「ねだん」のことです。「ふさわしい」という意味の「あたいする」は、より一般的な「ねうち」や「数」を表す「値」を用いて「値する」と書くのが適切です。
使い分け
あたい
価〔金高で表した数量〕
物の価
価〔金高で表した数量〕
物の価
値〔ねうち、抽象的表現にも〕
Xの値を求める、称賛に値する、千金の値
上のように「価する」と書かれる例はたまに見るのですが、「価=あたい」という読み方が使われることは少なくなってきているのではないでしょうか。その点について以下の記事で触れています。