読めますか? テーマは〈季節のことば〉です。
目次
小春日和
こはるびより
(正解率 99%)小春とは旧暦10月のこと。新暦で11月ごろの暖かい日を小春日和という。春先に使うのは誤り。「和」は常用漢字表では「より」の訓読みはないが、常用漢字表の「付表」で「日和(ひより)」と熟語としての読みが認められている。
(2008年11月17日)
選択肢と割合
こはるびより | 99% |
こはるびわ | 0% |
しょうしゅんびより | 0% |
二十四節気
にじゅうしせっき
(正解率 67%)二十四節気は1年を24に分けたもの。「立冬」「小雪(しょうせつ)」「大雪」「冬至」「小寒」「大寒」「立春」「雨水」「啓蟄(けいちつ)」「春分」「清明」「穀雨」「立夏」「小満」「芒種(ぼうしゅ)」「夏至」「小暑」「大暑」「立秋」「処暑」「白露」「秋分」「寒露」「霜降」。
(2008年11月18日)
選択肢と割合
にじゅうよんせっき | 30% |
にじゅうしせっき | 67% |
にじゅうよんふしき | 3% |
紅葉賀
もみじのが
(正解率 52%)「源氏物語」54帖(じょう)の一つ。もみじの賀とは紅葉をめでながら催す祝宴のこと。その席で光源氏が華麗に舞うシーンがある。08年11月1日に京都で行われた源氏物語千年紀記念式典でその舞楽が披露された。
(2008年11月19日)
選択肢と割合
こうようが | 17% |
もみじがり | 31% |
もみじのが | 52% |
野分
のわき
(正解率 77%)「のわけ」ともいう。野の草を分けて吹くことから、秋に吹き荒れる風を意味する。主に台風をさすが、晩秋の風、木枯らしのことでも使われる。源氏物語54帖(じょう)の一つの題名にもなっている。
(2008年11月20日)
選択肢と割合
やぶん | 7% |
のべ | 16% |
のわき | 77% |
雁字
がんじ
(正解率 54%)ガンが整然と一列となって飛ぶ様子を文字に見立てていう語。「ガンの群れ飛ぶさまが『一』や『人』の字になることから」(三省堂「全訳漢辞海」)。あまり使われないが秋の季語になっている。がんじがらめの「がんじ」と「雁字」に語源的なつながりは薄く、当て字らしい。
(2008年11月21日)
選択肢と割合
がんじ | 54% |
かりじ | 14% |
かりがねじ | 32% |