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目次
被布
ひふ
(正解率 46%)和装のコートの一種。江戸時代には茶人、俳人などに好まれたが、今は主に女性が着る。11月15日は七五三。この時期、被布を羽織った女の子を連れた参拝客が多い。11月15日は七五三にちなんだ「きものの日」でもある。
(2010年11月15日)
選択肢と割合
ひふ | 46% |
ひっぷ | 36% |
ひわだ | 19% |
正絹
しょうけん
(正解率 72%)絹だけからなる糸。また、その織物。絹の音読み「ケン」は一般的にあまり使われないが、常用漢字表に「きぬ」の訓読みとともにある。本絹(ほんけん)、純絹も同じ意味。
(2010年11月16日)
選択肢と割合
せいけん | 18% |
しょうけん | 72% |
まさぎぬ | 10% |
角帯
かくおび
(正解率 77%)二つ折りに仕立てた、かたく幅の狭い男性用の帯。「カク」は音読み、「おび」は訓読みで、角帯の語はいわゆる「重箱読み」。
(2010年11月17日)
選択肢と割合
かくおび | 77% |
かどおび | 6% |
つのおび | 18% |
襟芯
えりしん
(正解率 69%)型崩れしないように襟の中に入れる布など。芯は改定常用漢字に採用された。襟の字はこれまでも常用漢字。「えり」は訓読み(音読みは「キン」)、芯は音読みなので、「襟芯」はいわゆる「湯桶(ゆとう)読み」。襟と同音の同じ意味で「衿」の字があるが、これは人名用漢字である。
(2010年11月18日)
選択肢と割合
きんしん | 13% |
えりしん | 69% |
えりぐり | 18% |
前身頃
まえみごろ
(正解率 93%)衣服のうち体の前を覆う部分。襟や袖は入らない。身頃は身衣(みごろも)の略という。和装、洋装ともに使われるが、洋服の「身頃」はウエストから上だけをいうことがある。頃は改定常用漢字に採用された。「見頃」という同音異義語には注意しなければならない。
(2010年11月19日)
選択肢と割合
まえみごろ | 93% |
ぜんしんけい | 3% |
ぜんみごろ | 3% |