
テニスの「ゴールデンスラム」には二つ種類があります。全豪、全仏、ウィンブルドン、全米の4大大会に加えオリンピックかパラリンピックの優勝をすべて同一年に成し遂げることを「年間ゴールデンスラム」と呼びます。これに対し「生涯ゴールデンスラム」とは、上のすべてで優勝することは同じですが、同一年でなくてよいことが違います。つまり「年間ゴールデンスラム」は4年に1度しかチャンスがないのです。
小田選手の戦績を調べなくても、パリ・パラリンピックが2024年であることを思い出せば、「年間」ではない方と分かります。単に「ゴールデンスラム」とすると「年間ゴールデンスラム」のことを指す場合もあり、不正確です。