有料会員限定記事
仲間も舌を巻く校閲の「いい仕事」の裏側を紹介する「校閲グッジョブ!」。「数字は身近な感覚で考えるようにすること」というのは校閲の鉄則です。今回はそうやって「常識としてありえない」ミスを防いだ例をご紹介します。
「令和の米騒動」について、米作りをしている方の声を取り上げた文章の一部です。
<校閲前>
私は6㌃ほどの水田で米を作り続けてきました。この2年間は休んでいますが、それまでJAに出していた値段は60㌔1袋で1万円ほど。60袋作っても経費を引くと手取りは少なく、米だけでは生活できませんでした。
(一部改編しています)
何かを調べるまでもなく、すぐに「おかしい」と気がつきました。みなさんもぜひ、どこがおかしいか考えてみてください。
このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です