円グラフのチェック。資料とつきあわせ、数字がすべて合っていたので一安心――してしまっては詰めが甘いというもの。数字を足し合わせると100.1と100%を超えてしまっています。注釈を入れるよう提案しました。
統計などは、普通は全体で100%になるところ、四捨五入などの計算の都合で割合を合計していくと100にならないことがあります。その場合は、理由とともに追記するのが望ましいでしょう。
今回の場合、福岡市の調査の元資料(https://www.city.fukuoka.lg.jp/shimin/woman_stp/life/documents/000houkokusyozenntai.pdf)には「文章や表、グラフ中の回答割合(相対度数)は小数点第2位を四捨五入しているので、合計は必ずしも100%にならないことがある」と明記されていました。ここから、「小数第2位を四捨五入している」「合計は100%にならないことがある」という旨の注釈を追加しました。