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フリー編集者兼ライター、円満字二郎さんの連載15回目は、一見なんら関係性のない二つの報道に着目しています。一人一人にとって大切な「名前」とその「漢字」、それぞれの願い……日本の文化の奥深く、漢字が根付いていることも改めて感じます。
出生届＝毎日新聞記者撮影
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円満字 二郎
（えんまんじ・じろう）1967年、兵庫県西宮市生まれ。出版社で漢和辞典などの担当編集者として働いた後、退職してフリーに。著書に、「漢字ときあかし辞典」「漢字の使い分けときあかし辞典」（以上、研究社）、「漢字の動物苑 鳥・虫・けものと季節のうつろい」（岩波書店）、「政治家はなぜ「粛々」を好むのか」（草思社文庫）など。最新刊「四字熟語で始める漢文入門」（ちくまプリマー新書）が発売中！
