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先月発表の文化庁「国語に関する世論調査」に携わる主任国語調査官、武田康宏さんの寄稿です。昨年はイベント「ことば茶話」で、調査を通してことばが変化していることを見つめ、コミュニケーションの役に立ててもらえたら……といった思いを話しています。今回はいわゆる漢字制限について、やはりコミュニケーションの観点から書いてくださいました。
「漢字制限に伴ふ新用語」＝毎日新聞社所蔵
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武田 康宏
（たけだ・やすひろ）文化庁国語課主任国語調査官。東京生まれ、千葉育ち。都立高校の国語科教員などを経て「常用漢字表」改定の審議が始まっていた2008年から文化庁勤務。「国語に関する世論調査」のほか「常用漢字表の字体・字形に関する指針」「分かり合うための言語コミュニケーション」「公用文作成の考え方」などの取りまとめを担当。
