2024年3月初旬に行われた東京マラソン。優勝候補だった選手がペースダウンしたことについて「改めて痛感させられたのは、安定して結果を残す『再現性』だ」とありました。しかし失速した選手を見て「再現性を痛感した」では少し言葉足らずでしょうか。
「改めて痛感させられたのは、安定して結果を残す『再現性』の重要さだ」と補いました。しかし実はこの時点でも見逃していた間違いが……。続く「パリ五輪まで残り3カ月あまり」の一文。パリ五輪は明日7月26日が開会式で男子マラソンは8月10日、記事に書かれた東京マラソンは前述の通り3月初旬でした。「残り3カ月あまり」というとやや短すぎます。「パリ五輪まで約5カ月」とさらに直りました。「間違いの隣に間違いあり」とは校閲ではよく言いますが、今回もそんな例でした。