カザフスタンの首都名は2019年に「ヌルスルタン」に変更されていましたが、今月19日、以前の「アスタナ」に戻されました。同国で首都の名などが変わったのは、1991年の独立以降これで5回目。注意したい首都名の筆頭といえます。
「ヌルスルタン」は、ナザルバエフ氏が大統領を退任した際、その功績をたたえてファーストネームからとられた名称でしたが、同氏が失脚したことから首都名も元に戻ったそうです。
「アスタナではなくヌルスルタンになった」という話を2年前に取り上げましたが、今後は「ヌルスルタンではなく、やっぱりアスタナ」ということで、ご注意を。
カザフスタンの首都名は2019年3月にアスタナからヌルスルタンに変わりました。変わった直後は覚えていても、しばらく見ないうちに変わったことを忘れてしまう危険があります。ちなみにカザフスタンで首都の名などが変わったのは1991年の独立以降これが4回目です。https://t.co/7RbQk8Be3p
— 毎日新聞 校閲センター (@mainichi_kotoba) January 18, 2020