読めますか? テーマは〈新常用漢字「塞」〉です。
目次
閉塞
へいそく
(正解率 99%)閉じ、ふさぐこと。腸閉塞など病名などの専門用語としても使われるが、時代の気分を示す語として多用される。石川啄木の評論「時代閉塞の現状」(1913年刊)の影響か。
(2009年03月23日)
選択肢と割合
へいそく | 99% |
とじぶた | 0% |
へいさ | 1% |
塞翁が馬
さいおうがうま
(正解率 88%)「人間万事塞翁が馬」の略。塞はとりでのこと。その近くの翁(老人)の馬が逃げたが、名馬を連れて戻ってきた。その馬に乗った翁の子が落馬してけがをしたが、兵役を免れた。このように一時の幸、不幸は変転するという中国の故事。「禍福はあざなえる縄のごとし」と同義語。
(2009年03月24日)
選択肢と割合
そくおうがうま | 4% |
さいおうがうま | 88% |
さおうがうま | 8% |
梗塞
こうそく
(正解率 81%)詰まって通じなくなること。心筋梗塞、脳梗塞など血液の流れが悪くなる病気の名称で用いられる。梗も塞も新常用漢字案に入った。ともに「ふさぐ」という意味がある。
(2009年03月25日)
選択肢と割合
きょうそく | 8% |
こうさい | 10% |
こうそく | 81% |
塞の神
さいのかみ
(正解率 77%)「さえのかみ」ともいい、「障の神」「道祖神」という表記もある。旅の安全を守り、悪霊の侵入を防ぐ神。村境や峠にまつられる。イザナギノミコトがイザナミノミコトに会うため行った黄泉(よみ)の国から逃げ帰った時に投げたつえから生まれた神という。
(2009年03月26日)
選択肢と割合
さいのかみ | 77% |
そくのかみ | 7% |
ふさぎのかみ | 16% |
炉塞ぎ
ろふさぎ
(正解率 80%)春の季語。冬の間使っていたいろりをふさぐこと。茶道では、陰暦3月末に地炉(じろ)から、席の上で火を入れて釜をかけ湯を沸かす風炉(ふろ。「ふうろ」とも)に変えること。
(2009年03月27日)
選択肢と割合
ひさぎ | 17% |
ろふさぎ | 80% |
とふさぎ | 3% |