1~3月の記事で「来年度」と出てきた場合、具体的に何年のことを指すのか確認が必要です。2019年1~3月は学校などで使われる年度でいうと18年度。来年は20年ですが来年度は4月からの19年度のことを指すというややこしい時期になっています。
2019年1~3月からみると……
来年 2020年1~12月
来年度 2019年4月~2020年3月
この記事は学校の創立年から計算し、20年4月で110周年とわかったので、「来年」と直りました。
ちなみに、国の会計年度は各国で異なります。日本では財政法第11条で4月1日から翌年3月31日までとされており、19年4月からの予算は19年度予算などといいます。
一方、米国の会計年度は10月から翌年9月までで、19年10月からの年度は後ろの年数をとって20会計年度というので、これもまた非常にややこしいということを、頭の片隅に置いていただけたらと思います。
会計年度の例
日本 2019年度 2019年4月~2020年3月
米国 2020会計年度 2019年10月~2020年9月
2019年は来年ですが、19年度は来年度ではありません。今年3月までが17年度なので19年度は再来年度になります。ということで見出しは19年度としました。年が明けて昨年・今年・来年の切り替えができても、年度替わりはもう少し先です。...