「九州六大学野球」と「福岡六大学野球」は別のリーグです。
「九州六大学野球連盟」は、福岡大学・西南学院大学・九州国際大学・北九州市立大学・久留米大学・九州大学で構成され、1957年に発足しました。阪神タイガースの梅野隆太郎捕手は、福岡大出身のプロ野球選手です。
九州六大学野球連盟とは別に、「福岡六大学野球連盟」があります。九州共立大学・九州工業大学・九州産業大学・日本経済大学・福岡教育大学・福岡工業大学で構成されています。こちらも多くのプロ野球選手を輩出しており、広島東洋カープの大瀬良大地投手(九州共立大)、今年のドラフト会議で読売ジャイアンツに2位指名された浦田俊輔内野手(九州産業大)らがいます。関東で代表的な「東京六大学野球連盟」「東都大学野球連盟」や、関西で代表的な「関西学生野球連盟」「関西六大学野球連盟」と違って、九州地区の代表的な大学野球リーグはどちらも「六大学」と名称に入るので、混同して間違えやすいともいえます。