誤変換が起こりやすい「ぎゃくせつ」。「逆説」は「一見真理に反するように見えて、よく考えると一面の真理を表している説」(明鏡3版)。「逆接」は、「しかし」などを使って文をつなぐ場合をいう文法用語です。当「毎日ことば」でも間違えてツイートしてしまった苦い過去が…
言い訳にもなりませんが、両方とも使う機会があまり多くない言葉なので、意識がいきとどきにくい面があるのかもしれません。
しばしば見かけるのが「……にも関わらず」。「かかわる」は多くの場合「関わる」などと書けますが、逆説の連語「にもかかわらず」は漢字では「にも拘わらず」と書き(新聞はひらがな)、「関わらず」とは書きません。https://t.co/M1yJIEzUSA
— 毎日新聞 校閲センター (@mainichi_kotoba) July 13, 2019
間違えたツイートでは「逆接」とすべきところを「逆説」としてしまいました。なんとも締まらないことになってしまい失礼しました。