「つかう」の使い分けでは「金を使う」のように動詞形を「使」、「金遣い」のような名詞形を「遣」とするのを基本としています。
ただ「魔法使い」など慣用による例外も。
使い分け
つかう
使〔一般用語。主として動詞形〕
上目を使う、追い使う、お使いに行く、金の使い捨て、漢字を使ってもよい、気を使う、現地の言葉を使う、心を使う、子供の使い、声色を使う、大金を使う、使い込み、使い手、使い道、使い分け、道路建設に使う予算、人形を使う〈人形浄瑠璃では「人形を遣う」〉、人使いが荒い
遣〔限定用語。主として名詞形〕
息遣い、上目遣い、仮名遣い、金遣い、気遣い、気遣う、心遣い、小遣い銭、言葉遣い、人形遣い、筆遣い、無駄遣い、文字遣い、両刀遣い
(注)「剣術使い」「忍術使い」「魔法使い」「猛獣使い」などは慣用として「使」