読めますか? テーマは〈阪神大震災〉です。
目次
祥月命日
しょうつきめいにち
(正解率 68%)「しょうげつめいにち」とも。没後の、死去したのと同じ月日のこと。1月17日は1995年の阪神大震災で多くの人の命が失われた日だ。この日に亡くなった方は1月17日が祥月命日。単に命日ともいうが、命日は「月命日」という言葉もあるように毎月のその日をも表す。
(2011年01月17日)
選択肢と割合
| しょうがつめいにち | 8% |
| しょうげつめいじつ | 25% |
| しょうつきめいにち | 68% |
地震(古語)
ない
(正解率 21%)旧かなで「なゐ」。「な」は地、「ゐ」は「居る」の意で、元々は大地を表した。「なゐ震(ふ)る」が地震のことだったが、後に省略され「なゐ」が地震を意味するようになった。短歌では現在も使われる。秋篠宮妃紀子さまの2009年歌会始の歌は「地震(なゐ)うけし地域の人らの支へあひ生きる姿に励まされたり」だった。
(2011年01月18日)
選択肢と割合
| つちふる | 54% |
| ない | 21% |
| ゆるがせ | 25% |
畏怖
いふ
(正解率 96%)おそれおののくこと。大震災は現代人が忘れがちな自然への畏怖を思い起こさせる。畏は「イ」「おそ(れる)」の音訓で常用漢字に採用された。
(2011年01月19日)
選択肢と割合
| いふ | 96% |
| きふ | 1% |
| おぞけ | 3% |
慄然
りつぜん
(正解率 85%)ぞっとすること。「阪神大震災被災10日目に、視察のために神戸の地に立って、その被害を自分の目で見て、改めて慄然と立ちすくんだ」(95年本紙寄稿文より)。似た意味の語に「戦慄」がある。「然」は様子や状態を表すので、「戦慄が走る」の例がある戦慄より慄然の方がやや持続的な語感がある。慄は常用漢字になった。
(2011年01月20日)
選択肢と割合
| あぜん | 13% |
| しょうぜん | 3% |
| りつぜん | 85% |
心柱
しんばしら
(正解率 55%)塔などの中心の柱。「真柱」とも書く。五重塔の心柱は地震の揺れに強いとされ、東京スカイツリーにその技術が取り入れられている。
(2011年01月21日)
選択肢と割合
| おんばしら | 16% |
| しんちゅう | 28% |
| しんばしら | 55% |
