「希望する人が安心して(ワクチンを)接種できるよう取り組む」という書き方は主客が逆になっています。ワクチンの「接種」は日常的な言葉ですが、意味は「ワクチンなどを人体や動物の体内に移植すること」(大辞泉)で、「接種する人」は注射などをする医療者です。「接種を受けられるよう取り組む」としました。
2019.12.24予防のためワクチンを体内に。こうした注射を打ってもらうような場面でも、「接種する」を使う人が「接種を受ける」という人を上回りました。この二つは同じ意味だという人も2割程度おり、言葉の使い方が曖昧になっていると考えられます。...