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目次
夜目遠目笠の内
よめとおめかさのうち
(正解率 69%)夜の暗がりや、遠方から、また笠をかぶった顔の一部だけ見ると、女性は実際より美しく見えるということわざ。上方系いろはカルタで使われたが、時田昌瑞氏によると、「傘」をさした女性の図も「笠」と同じくらい見られ、必ずしも「傘が間違いとは言えない」という(岩波ことわざ辞典)。
(2011年10月11日)
選択肢と割合
やめとおめかさのうち | 23% |
よめとおめかさのうち | 69% |
よるめとおめかさのうち | 7% |
眉目
びもく
(正解率 81%)「みめ」とも読むが、「みめ」は「見目麗しい」など「見目」を用いることが多い。「びもく」は眉と目のことだが、主に「眉目秀麗」など容貌の意味で用いる。眉は「ビ」「ミ」「まゆ」の音訓で昨年、常用漢字になった。
(2011年10月12日)
選択肢と割合
びもく | 81% |
まゆめ | 4% |
みけん | 16% |
虹彩
こうさい
(正解率 90%)眼球の水晶体の前面にあり、瞳孔を囲むリング状の膜。目に入る光の調節をする。本人確認のための虹彩認証が広がっている。英語でiris(アイリス)。虹は昨年追加された常用漢字だが「にじ」の訓のみで音読みコウは不採用だった。にじは中国では不吉なきざしとされていたという。
(2011年10月13日)
選択肢と割合
きらめき | 7% |
こうさい | 90% |
にじあや | 2% |
麦粒腫
ばくりゅうしゅ
(正解率 87%)まぶたのできもの。地方によってさまざまな呼び方がある。ロート製薬の調査では、ものもらい35%、めばちこ28%、めいぼ7%、めんぼ5%。他にめっぱ、ばか、おひめさんなど。関東では主に「ものもらい」。筆者(広島出身)は「めぼ」といっていた。腫は昨年、常用漢字になった。
(2011年10月14日)
選択肢と割合
ばくがしゅ | 11% |
ばくりゅうしゅ | 87% |
むぎつぶばれ | 2% |