関係のない立場から物事を傍観する「高みの見物」。「高み」は「高いところ」を意味し、この「み」は「深み」「丸み」などと同様に、形容詞の語幹について名詞化する接尾語です。「高見」は「誤用」としている辞書もあり、避けた方がよいでしょう。 2020.11.10「わかりみ」――新しい「み」は浸透したか 「わかる」感じや程度を表す「わかりみ」。こうした「み」を「自分は使わないし、他人が使ったなら気になる」という人が半数を占めましたが、「気にならない」の合計も半数近くに。まだ紙媒体では見ない用法ですが、慣れた人も多いようです... カテゴリー:きょうの直し 毎日新聞 校閲センター 誰にでも読みやすく正確に伝わることを目指す「新聞の日本語」や、校閲の技術、文字や言葉の話題をお届けします。
関係のない立場から物事を傍観する「高みの見物」。「高み」は「高いところ」を意味し、この「み」は「深み」「丸み」などと同様に、形容詞の語幹について名詞化する接尾語です。「高見」は「誤用」としている辞書もあり、避けた方がよいでしょう。 2020.11.10「わかりみ」――新しい「み」は浸透したか 「わかる」感じや程度を表す「わかりみ」。こうした「み」を「自分は使わないし、他人が使ったなら気になる」という人が半数を占めましたが、「気にならない」の合計も半数近くに。まだ紙媒体では見ない用法ですが、慣れた人も多いようです...