山形県のコイの養殖を取り上げた記事。有名な米沢藩主・上杉鷹山が「たんぱく源」として養殖を推奨したとありました。鷹山の時代に日本人はたんぱく質という概念を知っていたのでしょうか。支局と相談し、「たんぱく源」の位置を違う行に移してもらいました。
内村鑑三が「代表的日本人」で紹介し、ケネディ元米大統領に敬愛された上杉鷹山。生没年は1751~1822年です。たんぱく質はギリシャ語で「主要なもの」を表すproteiosからプロテインと命名され、西洋で使われ始めたのは1839年ごろ。鷹山は「滋養がある」とか、別の言葉を使ったのかもしれません。