*‥‥……‥‥*‥‥……‥‥*‥‥……‥‥*‥‥…vol.95 *2024.12.3*
毎日ことばplusメールマガジン
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こんにちは。毎日新聞校閲センターです。
毎日ことばplusの会員の方へ、校閲記者の気になる出来事やサイトの注目コンテンツなどを週１回お送りします。
11月28日、新潮社校閲部の甲谷允人さんを迎え、オンラインイベント「ことば茶話」第８回を開催しました。
これまでのイベントで書籍の校正の方とお話ししたことはありましたが、出版社の方は初めてです。新潮社でどのように校閲をしているのか……興味深い話が次々飛び出しました。特に週刊誌の校閲の方法や新潮社独自の「進行係」の仕事について、びっくりするようなお話がありました。さらに、甲谷さんの「仕事論」についても話していただきました。ブログなどで発信するようになった動機、伝えたい思い――共感しながら伺います。出版社と新聞社という「場」の違いはあれど、何か協力していけるのではないか……とも思いました。
気づけば、もう90分。視聴の方からチャットで質問もいただき、充実したイベントとなりました。
甲谷さん、視聴の皆さん、ありがとうございました！
なんと、甲谷さんがその日のうちに感想などをつづってくださいました。ありがとうございます！
11/28（木）毎日新聞さんでのトークイベントを終えて。
※開催前日には会員の方に誤ってことば茶話のメールを送信してしまいました。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
有料会員の方にアーカイブを公開しました。
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実際の例を紹介します。
日ごろの校閲作業では、基本的に一つの素材に修正を加えていくという方法なのですが、例外的に差し替え原稿に入れ替えていくという修正の仕方もあります。上のゲラを読んだ後、差し替えられたゲラ（下）が出てきたので改めて読みました。
え？ 左から３行目、「表れた」だったものが「表れだ」になっています。
どうやら筆者は「批判が表れた」を「批判の表れだ」にしたかったのに「の」に直すのを忘れていたようで、無事に直すことができました。あー、びっくりした……危うく見逃すところでした。
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